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経営方針とは?経営理念との違いや方針の作り方を解説

2022/12/23(最終更新日:2022/12/23)

#ビジョン #会社経営

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経営方針とは?経営理念との違いや方針の作り方を解説

経営方針は、企業の存在意義や経営の目的を示す「経営理念」を実現する上で重要な指針であり、分かりやすく具体的な内容が求められます。作成にあたっては、経営理念をもとに従業員が実践しやすい方針にするなど要点を押さえることが必要です。

当記事では、経営方針における経営理念の重要性や方針の作り方を解説します。経営方針を浸透させる方法も説明しているので、会社の発展に効果的な作成方法が知りたいという方はぜひご一読ください。

 

経営方針とは?

経営方針(基本方針)とは、企業が事業展開する上での目標のことです。経営理念として掲げられるような経営者の考え方や企業の目指す姿をもとに、会社として取るべき行動を明示します。事業内容に関することはもちろん、社会に対する取り組みや労使関係についても経営方針として定めることがあります。

経営方針を立てる目的の1つは、組織の行動指針とするためです。どの企業も異なる考え方を持つ社員が集まり組織となって活動しています。社員の考え方が違う状態では、組織として団結できず生産性も高まりません。経営方針を通して社員に共通の考え方や目標が浸透することで、行動判断の基準が統一され、組織力を高めることができます。

 

経営理念との違い

経営方針と似た言葉に経営理念がありますが、具体的な行動目標である経営方針とは違い、経営理念は企業の存在意義や経営の目的を示します。経営者の考えや意志を反映して策定され、企業文化や社風の根幹を作ります。

また、経営理念は顧客や世間に対して企業のイメージを伝えることが可能です。企業の目指す姿や社会に対する責任などを明示することで、企業価値を高める役割も担います。

経営方針を作るためには、まずは経営理念を通して経営者の想いをはっきりさせることが必要です。一貫した考え方のもと、価値観や会社の理想像を明確にすることで、経営方針がより具体的かつ効果的な内容になります。

 

経営方針の作り方

経営方針は会社の方向性を左右する重要な指標のため、適切な内容にすることが必要不可欠です。経営理念の実現に近づけるような目標設定や、従業員が実践しやすい方針にするなど、ポイントを押さえて経営方針を作りましょう。

ここでは、よい経営方針の作り方を3つの必須ポイントに沿って解説します。

 

経営理念に基づいた経営方針にする

経営方針は経営理念を実現するための具体的な目標を指します。そのため、経営理念の内容に沿った経営方針を策定しましょう。経営理念と経営方針に矛盾があると目指すべき方向性が定まらず、従業員の意欲や会社の業績にも影響を及ぼしかねません。

会社の持続的成長に貢献するような経営方針を作るために、まずは確固たる経営理念を打ち立てましょう。次のようなポイントを明確にして経営理念を作成すると、経営方針の軸も定まりやすくなります。

企業が持つ価値観
企業活動を行う上での判断基準になる考え方です。組織として共通の価値観を持つことは統一感のある行動に欠かせません。
企業の将来像
企業が成長した先に、将来的にどのような存在になりたいのかを明文化します。実現可能な到達目標にしましょう。
企業の使命
企業の存在意義や使命について記載しましょう。社会に対してどのような価値を提供できるかは、企業が持続的な発展を遂げるために重要です。

なお、株式会社イマジナでは無料のブランディングセミナーを定期的に実施しています。一体感のある組織をつくり、業績向上に繋げていくためにより効果的な経営理念の作成を実行したいという方はぜひご活用ください。

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5つのテーマについて考える

経営方針を作るにあたって、次の5つのテーマに沿って案を考えてみましょう。

会社のあり方 会社が大切にする考え方や価値観を洗い出し、経営の目的も再確認します。
商品、サービス どのような商品を開発したいか、どのようなサービスを提供したいかを考えます。
顧客 顧客に対する基本姿勢を確認しましょう。会社として顧客にできることや顧客にどうなってほしいかを明確にします。
社員 社員に求める姿勢や行動を考え、会社が社員に対して提供できる価値についても検討します。
社会 社会にどのような貢献をしたいか考えます。環境への配慮を含めてもいいでしょう。

 

内容は分かりやすく具体的にする

経営方針は分かりやすくシンプルにまとめましょう。経営方針は経営戦略や社員の個人目標のベースになる概念です。誰が読んでも理解できる内容にすることで、実行に移しやすい戦略や目標を立てることにつながります。

具体的な内容にすることも重要なポイントです。経営理念とさほど変わらないような抽象的な内容のままでは、社員の行動にはつながりません。経営理念を具体的な方針に落とし込めているか、客観的な視点で経営方針を作成しましょう。役員や管理職に原案を見せて意見を聞くのも1つの方法です。

ただし、内容を具体的にするあまり経営方針の数が多くなりすぎないように注意しましょう。内容が多岐にわたっていたり重複したりすると、理解しにくい経営方針になります。

 

経営方針を浸透させる方法

経営方針が決まった後は、会社全体に方針内容を浸透させることが大切です。素晴らしい経営方針を打ち立てても、社員に共有できなければ意味を持ちません。社員全員が同じ方向に進んでいけるように、経営方針の周知を徹底しましょう。

ここでは、効果的に経営方針を浸透させる方法を2つ紹介します。

 

経営方針発表会を行う

経営方針発表会とは、会社の今後のビジョンや経営方針を社内外に発表する場のことで、多くの会社が重要なイベントと位置づけています。

経営方針発表会を開催する目的は主に次の4つがあります。

  • 経営方針を社員に浸透させる
  • 経営に対する社長の決意や意気込みを表明する
  • 前期の振り返りや来期の目標を全員で確認することで社員の一体感を作る
  • 社員のモチベーションを上げる

経営方針発表会では経営方針の内容について詳細に説明できるため、社員の理解が深まりやすいというメリットがあります。会社の方向性や社員1人ひとりのやるべきことが明確になり、同じ目標に向かって努力する一体感が生まれるでしょう。

また、会社経営について直接社長が考えを述べる機会は多くありません。経営方針発表会で社長自ら将来像や抱負を語ることで、会社全体の士気が高まります。

経営方針発表会の実施にあたっては、次のようなステップで準備を進めるとよいでしょう。

1 プロジェクトチームの立ち上げ
経営方針発表会の準備を行うメンバーを選任し、プログラム内容の作成や当日の進行もプロジェクトチームを中心に進めます。
2 スケジュールや開催場所の調整

基本的に全社員が出席できるように日程を調整し、社長はもちろん来賓(らいひん)のスケジュール調整も忘れずに行います。新年度のスタートに合わせて開催日を設定するとよいでしょう。

開催場所は自社会議室や貸しホールなど、出席人数に合わせて選びます。懇親会も開催する場合は別途準備が必要になる場合があります。

3 資料作り
経営理念や経営計画なども盛り込み、当日配布する資料を作成します。発表会終了後も社員が日々の業務で参照するため、誰が読んでも分かるような内容にすることが大切です。

 

社員の仕事を経営方針と結びつける

社員の個人目標や行動を経営方針と結びつけることが大切です。経営方針に基づいた目標を社員が立て、その目標の達成度合いによって社員を評価することで、人事評価と経営方針を連動させることができます。

経営方針と結びついている人事評価を用いると、経営方針の内容を社員に浸透させやすいだけでなく、社員の仕事に対するモチベーションや生産性の向上が期待できるでしょう。

経営理念と人事評価制度に一貫性のある企業は、多くの社員が魅力的に感じる傾向にあります。経営理念や経営方針を軸に社員が仕事を進められるよう、適切な人事評価制度を運用しましょう。

 

まとめ

経営方針とは、経営理念を実現するための具体的な目標を指します。理念に沿った方針を矛盾なく策定することで目指すべき方向性が定まり、従業員の意欲向上や会社の業績向上が期待できます。作成にあたっては、経営理念をもとに会社のあり方や商品、サービス、顧客などのテーマに沿って案を考え、分かりやすくシンプルにまとめましょう。

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