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会社案内の作り方|魅力的な会社案内を作るポイントと具体例を紹介

2022/08/06(最終更新日:2022/08/17)

#インナーブランディング #ブランディング事例 #企業事例

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会社案内の作り方|魅力的な会社案内を作るポイントと具体例を紹介

会社が売上アップや新規人材獲得を実現するためには、会社案内の活用が大きなポイントとなります。しかし、ただ会社の情報を詰め込んだ冊子を作ればよいわけではありません。最初に「なぜ会社案内を作るか」「どのような相手に読んでもらいたいか」などをよく考えることが、効果的な会社案内作りの第一歩です。

この記事では、会社案内の作り方の流れと、会社案内を作るときに押さえたいポイント、そして魅力的な会社案内の具体例について解説します。

会社案内とは

「会社案内」とは、会社を知らない相手に会社の事業内容や魅力を知ってもらうための冊子です。会社情報や自社商品の説明だけでなく、会社に興味を持ってもらうための内容を盛り込むことが欠かせません。想定する読み手によって若干異なるものの、会社案内には次のような役割があります。

 

  • ブランディングツールとしての役割
    会社案内は、会社理念や事業内容に興味を持ってもらうことで新規顧客や株主を獲得し、社会的信用度を高めることを目的とします。あらゆる層に興味を持ってもらいやすいよう、短時間で読み手を惹きつけられるようにすることと、専門知識がなくても理解しやすい内容にすることがポイントです。
  • 営業ツールとしての役割
    会社案内を営業支援のツールとして役立てるべく、事業内容や自社の主力商品についてのアピールを盛り込むことも優れた取り組みです。新規顧客獲得に役立つだけでなく、こまめにバージョンアップすることで既存顧客からより強い支持を得やすくなる効果も期待できます。
  • 採用ツールとしての役割
    入社希望者に自社の魅力を訴えて人材獲得につなげるための採用案内パンフレットは、ブランディング用や営業用の会社案内とは別に作成されることもしばしばです。読み手が入社後の仕事内容や働き方をイメージしやすいよう、部署紹介・社内活動・社員インタビューなどを重点的に掲載します。

成功する会社案内には理念とストーリーがある

ブランディングツールとして高い価値を持つ会社案内には、「一貫性のある会社理念」と「会社理念が明確に伝わるストーリー」の両方が欠かせません。

会社理念に共感してもらうためには、キャッチーな言葉を使うだけでなく、会社理念を通じて伝えたいことや、その会社理念を持つに至った理由を明文化することが重要です。メッセージ性の高い会社理念を作ることで、理念を実現して描きたい未来像や、理念を実現するためになすべき事柄がおのずと見えてきます。明確な会社理念とストーリーは、会社の内外で共通した認識を持つことにつながり、目標の実現に向かうための指針となるでしょう。

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会社案内の作り方の流れ

魅力的な会社案内を作るためには、まず作り方の流れを知っておくことが必要です。作業の流れをきちんと理解しないまま、やみくもに作り始めることは時間の無駄につながるばかりか、会社案内を通じて伝えたいことが曖昧になってしまいかねません。

ここでは、会社案内を作るための基礎知識と大まかな作業手順について解説します。

コンセプト設計

会社案内の使用目的が変われば、伝えたいことも大きく変わります。そのため、最初に「会社案内を通じて誰に、何を伝えたいか」「読み手にどうなってほしいか」をはっきりさせることが重要です。アピールポイントを絞ることで全体の方向性が定まり、その後の工程をスムーズに進めやすくなります。

また、無駄を省くためにおおよその必要部数や渡し方なども想定しておきます。同じ内容の冊子でも「手渡しメイン」か「郵送メイン」かによって最適な形式が変わり、盛り込める情報量などに影響するためです。

コンテンツ企画

会社案内に盛り込むべきアピールポイントが固まったら、各ポイントの構成や掲載順などを企画します。以下は、採用案内で社員の様子を紹介したい場合に、おすすめの構成例です。

  • 社員本人が書いた自己紹介文や会社紹介文
  • 社員へのインタビュー
  • 複数名の社員による座談会
  • 社員の仕事内容や社内での過ごし方などの紹介

社員紹介ページを作る場合は、社員紹介の内容をアピールポイントと関連付けることも重要なポイントです。例えば「未経験でも活躍しやすい社風」を強調したいなら、仕事内容との関連性が薄い大学・学部の出身者や異業種からの中途採用者などを紹介するとよいでしょう。全体の流れや各アピールポイントとのバランスなどに注意しながら、読み手を惹きつける構成を作ります。

取材・ライティング

取材や写真撮影が必要な場合は、まず社員が行うか外部に委託するかを決定します。どちらの方法で進めるかによって費用やスケジュールが変わるため、早めに決めることがポイントです。インタビューを行う場合は、「いつ誰に取材するか」「記事をどのように構成するか」を決めます。インタビュー記事の基本的な構成は、次の通りです。

  • Q&A形式
  • 1対1、または3人以上での対談形式
  • 一人称のモノローグ形式
  • 三人称のルポ形式

インタビュー対象者や記事の構成が決まったら、対象者の情報を集めながら大まかな質問内容を決めます。また、対象者がインタビューを受けやすいように、事前に当日の流れや質問内容を共有しておくことも欠かせません。自然な回答を得るため、当日は軽い雑談などで対象者の緊張をほぐしてからインタビューを開始するとよいでしょう。

ライティングに必要な情報が揃ったら本文のアウトラインを作り、日本語としての正しさや読みやすさを重視しながら文章を整えます。英語版会社案内を作る場合は、日本語原稿をそのまま英語に翻訳するケースが多いため、日本語原稿を早めに完成させることがポイントです。商号や所在地などを載せる基本情報ページには、過去の会社案内のデータを使ってもよいですが、古い情報や誤った情報がないか十分に確認しましょう。

デザイン作成・印刷・製本

会社のイメージや会社案内のコンセプトに合わせて、ページデザインを作ります。構成要素が同じでも、文字のフォントや写真のレイアウトなどによって印象が変わるため、読みやすさやインパクトを重視しつつデザインを決めることが大切です。

デザインソフトやデザインテンプレートを使って自力でデザインすることも可能ですが、デザインできる社員がいない場合はパンフレット制作会社などに委託しましょう。外部委託するかどうかに関係なく、何度かデザイン原稿を作りながら微調整することで、より優れた仕上がりに近づきやすくなります。

デザインが完成したら原稿を印刷加工会社へ渡し、印刷・製本作業に進みます。デザイン作成を外注する場合は、印刷・製本までワンストップ対応してくれる制作会社を選ぶことで効率よく作業を進められるでしょう。

会社案内を作る際のポイント3つ

会社案内を作っても、想定する読み手に読んでもらい共感を得ることができなければ、作るために要した時間・費用は無駄になってしまいます。完成した会社案内を使って最大限の効果を得るためには、会社案内を作る時点でいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

ここでは、会社案内を作成する上での重要なポイント3種類について解説します。

会社案内を作る目的を明確にする

会社案内でアピールすべきポイントは、想定する読み手によって変わります。例えば、採用案内の第一目的は「当社に入社すると、このようなメリットがあります」「当社の社員はこのように働いています」などとアピールすることです。そのため、採用目的の会社案内を消費者や投資家に渡しても、十分な効果を得ることは難しいでしょう。

また、会社案内作成に関わる全員が会社案内の目的をしっかり把握しておくことも欠かせません。会社案内の方向性を把握していない人が取材を受けたり原稿を書いたりすると、原稿の内容が的外れになるなどのトラブルにつながります。

内容を絞り込む

会社案内に多くの内容を盛り込みすぎると、情報が多すぎて伝えたいポイントが曖昧になったり読み手が途中で飽きてしまったりするでしょう。反対に、「予算の都合であまりページ数を増やせない」などの理由で内容を絞りすぎてしまうケースもあります。

読み手にどのようなリアクションをしてほしいかを念頭に置きつつ、本当に伝えたいポイントを簡潔にまとめることで、より強く読み手を惹きつけることが可能です。読み手の反応を推測しながら内容を絞り込むことで、過不足のない内容になります。会社案内に載せきれなかった情報は、商談や説明会などで必要に応じて口頭で説明したり自社サイトに載せたりするとよいでしょう。

他社の会社案内を研究する

他社の会社案内やデザイン会社のテンプレートなどを研究することで、業界の動向やデザインの流行などを把握しやすくなります。同業他社の会社案内を参考にする場合は、内容が酷似しないよう注意しつつ、自社ならではのポイントをアピールする工夫が欠かせません。

同業他社の会社案内だけでなく、異業種の会社案内が参考になる可能性もあります。また、Webページや雑誌などからヒントを得られることもしばしばです。ビジネスシーンだけでなく日常生活のあらゆる場面でアンテナを張って、会社案内作成に役立つアイデアを探しましょう。

魅力的な会社案内の具体例5選

近年、ユニークな会社理念や明確なストーリーに基づいて構成されている会社案内が多数公開されています。会社案内を作りたいもののイメージ作りに悩んでいる場合は、クオリティの高い会社案内を参考にすることでアイデアが浮かびやすくなるでしょう。

ここでは、大手企業などが公開している、魅力的な会社案内の事例を紹介します。

KDDI株式会社

KDDI株式会社は、携帯電話ブランド「au」や衛星電話事業などを手掛ける大手電気通信会社です。前身であるKDD(国際電話電信)は1950年代に電電公社から独立し、DDIやIDOとの合併を経て2001年に現在の社名となりました。

KDDI株式会社の会社案内は全体的にシンプルなイメージであり、セクションごとに変わるカラーデザインにより、文字数の多さを感じにくくなっています。基本的に青系を基調としていますが、個人向け事業紹介ページのベースカラーは「au」のイメージカラーでもあるオレンジ色です。暖色系をベースにすることでより親しみやすい雰囲気を演出し、法人だけでなく個人の顧客からも好印象を持たれやすくなる効果を狙っています。

出典:KDDI株式会社「会社案内パンフレット」

京セラ株式会社

京セラ株式会社は、半導体関連部品や電子機器の製造などを手掛けるメーカーです。創業当時はブラウン管テレビ用絶縁体を製造する町工場でしたが、ファインセラミック技術を用いた事業多角化や通信機器部門への参入などを経て世界市場で活躍しています。なお、2022年3月期の海外売上高比率はおよそ7割です。

京セラ株式会社の会社案内の事業紹介ページでは、主力となる4部門をそれぞれ見開き2ページで紹介しています。左ページ一面に写真と手書き風文字を、右ページに製品写真やイメージ図つきの説明文を載せることで、視覚的インパクトが強まっている点が特徴です。また、沿革や過去の製品を紹介するページも視覚的にわかりやすい構成となっています。

出典:京セラ株式会社「会社案内映像・パンフレット」

弊社事例

社会福祉法人ちとせ交友会

社会福祉法人ちとせ交友会は、保育園を数多く経営する日本でも有数の社会福祉法人です。この「ちとせ交友会」が考える保育園の役割は、「子どもたちの“いま”を支え、未来の生きるチカラを育む場」。そのために、同法人は「考えさせるを、考える」というコンセプトを打ち出しています。これは、同法人の「これからの時代を支える、自律的な子どもを育てていきたい」という想いを、子どもを預かる保育士にも、子どもたちの親御さんにも共感してもらうためのものです。

ちとせ交友会の会社案内は、その想いを保育士や親御さんに知ってもらうためのツールとなっています。法人として大切にしている「HOME」から連想される家の形が可愛らしいデザイン。ジャバラ式なので開く時のワクワク感も感じる事ができます。想いから保育方針まで一貫して理解できる仕様です。

参考:社会福祉法人ちとせ交友会

環境のミカタ株式会社

環境のミカタ株式会社は、静岡を拠点とし廃棄物の運搬収集・処理・リサイクルを行っている企業です。近年リブランディングも行い社名にもあるように環境に配慮した事業も積極的に行うなど、かつての業界のイメージを一新するような存在となっています。さらには2020年5月にTOKYO PRO Marketへ上場し、更なる成長が期待されている企業です。

環境のミカタ株式会社の会社案内は、6つのピースに分かれた仕様となっています。表面には6つの「ミカタ」の想いが写真と共に記載されており想像が膨らむデザインになっています。一方裏面はキャラクターを使用し、マップのように描かれています。マップでは街の多方面で事業としてどう携わっているのかが表現されています。

参考:環境のミカタ株式会社

株式会社イムラ

株式会社イムラは、奈良の工務店になります。この企業の最大の特徴は、地元の「吉野杉」を使った高品質な「吉野杉の家」を提供していることです。吉野杉は、山守と呼ばれる職人たちが100年単位で育んできた日本の宝。その吉野杉がさらに多くの職人たちによって家となります。単に家を建てて売っているだけでなく、家を売ることによって地域循環のバトンを繋ぎ、文化を継承しているのです。

そんな株式会社イムラの会社案内は、吉野杉が家となるまでのストーリー形式となっています。お客さんがどのように関わるのかや、家づくりのこだわっているポイントまで順を追って見られるのがわかりやすい仕様です。

参考:株式会社イムラ

まとめ

会社案内は会社を知ってもらうためのツールの1つであり、営業活動や採用活動などにおいて重要な役割を果たします。会社案内に個性を持たせて他社との差別化を図るためには、一貫性のある会社理念と明確なストーリーが必要です。また、会社案内作成に関わる全員が目的を共有することも欠かせません。

会社案内を通じて多くの人にリアクションしてもらうためには、自社の強みを知ってもらうためのブランディングが鍵となります。より優れたブランディング戦略を練りたい場合は、「イマジナ」の無料ブランディングセミナーをご活用ください。

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