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想いを一冊のカルチャーブックに凝縮。理念と制度をつなげ目指す方向性を明確にし、組織と従業員の成長の両立を実現する

2017/05/08(最終更新日:2021/12/20)

#ブランディング事例

所在地  〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-8-6 共同ビル4階
設立  2009年2月
URL  http://isshoni.co.jp/
業務内容  税務顧問
月次巡回監査
経理事務支援財務会計ソフト・給与ソフト・販売管理ソフトの導入運用支援
決算・納税対策サービスの提供
経営計画の策定支援 法人税、消費税、地方税申告書、所得税申告書の
作成税務関係の各種届出書 ‥等
代表者  代表社員 税理士 上田智雄
代表社員 税理士・公認会計士 山下大輔

 

資金調達や事業承継、M&Aなどに強みを持つ、いっしょに税理士法人。代表の上田氏は税理士法人ながらも組織文化の醸成にこだわり理念と評価制度を明確化。組織と従業員の両方成長の両立を目指し、今後の飛躍における土台をつくり上げた。

未来の成長を描き、メッセージ発信を強化

独立当初から組織を大きくしていきたいという想いを強く持っていた上田代表。そのため今後の会社の発展を見据え経営理念を明確にし、それに照らし合わせた評価制度を構築、運用をして安定的に拡大を目指すことは当然の選択だった。
とはいえ創業間もなくの組織では、コンサルティングの導入は難しい。まずは自身で情報を集め自社で評価制度を構築。また「経営計画書」という形で経営方針や行動指針をまとめ、向かうべき方向の足並みを揃えることで仲間とともに邁進してきた。
徐々に事業が軌道に乗り、もう一人の代表として山下氏も迎え入れ順調な成長を実現する。しかしその一方で、自分だけでつくり上げてきた仕組みではいつか立ち行かなくなるのではという思いがつのる。それがイマジナのサービス導入のきっかけとなった。

自分たちがこの会社で働く意味、そして仕事に対する想いをまとめあげる

いくつかのセミナーに通い、学びを深めると同時に良いコンサルティング会社を探す日々。そのなかで選ばれたのがイマジナであった。自身が会社に込めた想い。それを言語化し、評価制度とつなげながら運用させることで組織への浸透と成長を図るサポートは、上田代表の求めていたものと一致した。また同時に、豊富な実績とそれを裏付けとした客観的なアドバイス提供が後押しとなり導入を決定。この判断に関して上田代表は強い意思を持っており、山下代表も「そこまで熱意があるならきっとうまくいくだろう」と賛成の気持ちを示した。
こうしてカルチャーブックの作成が始まる。そこで自分たちが働く意味ややるべきこと、また大切にしたい言葉をまとめ明確にしていく。そしてそれに関連する形で評価制度を新たに構築。いっしょに税理士法人の想いや目指すべき方向性と、従業員の成長を後押しする評価制度がリンクして整えられていった。

明確になった想いと評価指標が、組織成長のバネに

上田代表が自身の手で毎年つくる経営計画書と、不変の想いが詰め込まれたカルチャーブック。この両方を活用することでメッセージがより簡潔にわかりやすいものとなった。以前は従業員から「どうしたら評価されるのか」「何のために自分たちは働いているのか」という就労に対する根本的な疑問があがることもあり、上田代表は想いや旧評価制度の意図が十分に伝わっていないと感じることもあったという。しかし今回のプロジェクトを通し、事業や人材にかける想いを反映させた制度をつくり上げることができた。
山下代表も「つくって従業員に渡すだけではなく、これを採用にも展開していきたい。今後新卒や中途の求職者にも面接時に渡して、想いに共感する人に入所してもらうのが理想的」と語る。組織のフィロソフィが反映されたこれらの仕組みは、あらゆる方向へと多面的に活かされていくだろう。

人材育成と業績拡大。カルチャーブックと評価制度の導入で、この両立が可能に

「以前は組織の成長と人の育成を両立させたいと思いつつも、どうやればそれが実現できるのかがわからなかった。しかしこのように、理念と評価を連動しきちんと運用をすれば、両立は絶対に可能であると今回のプロジェクトを通して確信した」と話す上田代表。これら一連の取り組みは理想を目指すにおいて、確かな土台づくりとなった。同所は今後、確実な成長を果たしていくだろう。

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