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創業時の想いをフィロソフィに凝縮。行動指針や人事評価とも一気通貫して定着を促すことで、組織としての強さをより盤石なものに

2017/06/08(最終更新日:2021/12/13)

#ブランディング事例

所在地  〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-7-3 いちご恵比寿西ビル 6F
設立  2007年9月20日
URL  https://www.ecnomikata.co.jp/
事業内容  EC・通販業界に特化したメディア「ECのミカタ」の運営
EC・通販業界専門誌「ECのミカタ通信」の発行
EC・通販業界専門誌「EC業界大図鑑」の発行・出版
EC・通販事業者向け「ECのミカタセミナーフェア」の企画・運営
EC・通販業界に特化した人材紹介業 「ECのミカタ転職」の運営
代表者  小林 亮介

 

EC業界に特化し、事業者と支援会社をつなぐメディアプラットフォーム事業を運営するECのミカタ。拡大する市場で成長を続ける同社は理念、そして人事評価制度を新たに確立。より大きな成長を実現する基盤を組織内部から作り上げた。

組織内部のテコ入れを行うことで、成長における布石を打つ

ビジネスの世界において「情報」は大切な資源だ。情報量の差が成長を左右することもある。しかし、すべてのプレイヤーに等しく良質な情報が行き渡っているかと言えばそうではない。知らない、もしくは正しくない情報を信じてしまったがために損失を被ることもあるだろう。そんな情報格差を正すためにサービスを提供しているのがECのミカタだ。様々な企業がしのぎを削るEC業界で、良い情報を正しく、公平に共有し、すべてのプレイヤーが可能性を広げられることをミッションに取り組んでいる。
同社はメディア運営、各種ビジネスマッチング、イベントやセミナーの企画・運営等を通じ事業者と支援会社の双方にメリットある事業を展開しているが、小林社長はサービス拡充のみに力を入れるのではなく「組織内部」のテコ入れを実施することで、成長における布石を打った。

同じ目標を見据える重要性に気付く

きっかけは他社の変化である。多くの企業と接するなかで「以前と比べ雰囲気が良くなった」と思う会社が少なからず存在する。従業員がイキイキとしている、採用が好調そうだ等……。話を聞くと「経営理念をつくった」「評価制度を導入した」という声があがる。うまくいっている企業は、組織や人に対する施策を打っているケースが多いのだ。
それと同時にイマジナと話をするなかで、組織の構成員が同じ目標を見据えることの重要性に気付く。従業員にはそれぞれ考えや人生の目標がある。それらに違いがあるのは当然だが、力を合わせ働くときにベクトルがバラバラではまとまりがなくなってしまう。同じ目標やビジョンを掲げ、そこに向かっていく方が強くなるだろうと考えた。組織が拡大していくなかで、理念やそれに基づいた評価制度の導入は必要な選択だったのだ。

理念、そして評価制度を定めることでより強い組織に

すべての人に、フェアな情報を、どこよりも多く。これは同社のフィロソフィである。EC業界に生じる差を解消し、発展により貢献するために掲げられた大切な理念だ。
そして提供する情報が「フェアである」と信頼されるためには、自分たち自身が信頼される存在でなければいけない。その思いを反映し、11項目の行動指針がつくられた。
加えて評価制度。こちらも信頼されるためにはどうあるべきかを念頭に構築が進められ、フィロソフィを体現するための行動と、生み出した実績の二軸で評価をする理念浸透型評価制度が定められた。フィロソフィを核に、一気通貫で指針や制度をつくることで、個人と組織の成長をあるべき方向へ促す仕組みが整えられたのだ。

ブレのない価値観を携え、さらに大きな成長、EC業界の発展の支援を志す

理念や行動指針、そしてそれに基づいた評価制度を作ることで、目指す目標と育成のベクトルが揃えられた」と語る小林社長。採用においても判断軸が統一されたため、より自社にあった人材を獲得することが可能になったと話す。
現在は朝礼を通し、行動指針に沿った話を従業員が持ち回りで行うことで定着を図っている。同社は今後、より大きな成長曲線を描いていくだろう。

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