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ICT元年である2021年に、日本企業が見つめる先

2021/11/09(最終更新日:2022/08/17)

#アウターブランディング #ブランド構築

ブランディングニュース

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ICTとは

ICTという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

ICTとはInformation and Communication Technology“の頭文字をとったもので、情報通信技術を指します。

ITがハードウェア・ソフトウェア・アプリ・OA機器等の情報処理技術を意味する一方、ICTはそれらのIT技術を使って、人々の暮らしをより豊かにするための活用方法を意味しており、SNSやアプリを通じたメッセージのやりとり、ネットショッピングなどがこれに該当します。

2021年は、各企業でウェブ会議導入やテレワーク化が進み、教育分野でもオンライン授業やiPadなどのデバイスの活用等が進んでいることで「ICT元年」と言われているのです。

公的機関や民間企業へのICTの浸透

ICTをわざわざ意識するまでもなく、デジタルデバイスの使用やオンラインでのコミュニケーション、ネットショッピングなどは、すでに私たちの生活に浸透しています。新たな情報機器やコミュニケーションツールは、市場に流通するやいなや、より便利な暮らしを求める大勢の人々に歓迎され、あっという間に普及しました。

一方で、日本国内の企業や教育機関では、古い体質が残っているところも多く、ICTの浸透が進みにくいということが度々指摘されていました。

しかし2020年、コロナウィルスという未曽有の危機に陥ったことで、私たちの生活は一変します。従来型のシステムが一時的に機能しなくなることで、公的機関や企業、教育分野においても、急速にICTへの理解と普及が進むことになりました。

コロナ禍で経済が酷い打撃を受けた反面、日本のデジタル化は一気に推し進められたのです。2021年が「ICT元年」となったのも、こういった背景によるところが大きいと言えるでしょう。

ICTはどのように活用されているか

例えば、離れた場所から状況を確認することによって、幼児や高齢者の見守りシステムが実現しました。室内の電化製品等にセンサーを設けることで、生活状況をリアルタイムで確認することが可能になったのです。

他にも、慢性的な人手不足に悩まされてきた医療現場では、ICT技術を用いて、今まで紙で管理していたカルテや処方箋の電子化が進み、作業を効率化することに成功しています。

一般企業も、オンラインのコミュニケーションツールを積極的に導入し、ウェブMTGを活用することによって、移動時間やコストを削減しています。

まとめ

このように、日本国内の企業や公的機関のICTへの取り組みが劇的に進んだのが、2021年という年でした。

私たちは、ICT元年を経て、どんな未来へと歩みを進めていくのでしょうか。

オンラインツールの浸透によって、新たな可能性が広がりました。各企業の作業効率化や時間とコストの削減への動きは活発になるでしょう。時間と資金が有効活用できるようになることで、社員一人ひとりの活躍の場も増えるかもしれません。

日本経済が上向きになっていくために、ICTが活用されることに期待が膨らみます。

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