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クライアントボイス「ひとの力」とインナーブランディングの関係とは

2020/11/08(最終更新日:2021/12/20)

#インナーブランディング #クライアントボイス

八尾トーヨー住器株式会社様からイマジナに依頼があったのは、今年に入ってすぐのことでした。

八尾トーヨー住器様は、LIXILブランドの製品を取り扱う販売店「マドリエ」を展開し、住宅用建材・住宅設備機器などを扱う会社です。

代理店や販売店という立場で、メーカーの扱っているサービスやモノを伝えることの重要性はもちろんですが、「八尾トーヨー住器」という会社を、メーカーからもユーザーからも、一層頼られる存在にするためには、会社のノウハウを生かして、今後より付加価値を高めて行くことが重要です。

八尾トーヨー住器様の武器は「ひと」です。

住宅サッシ・インテリア建材等の販売から、施工やクリーニングといった、お客様の暮らしを快適にするお手伝いに至るまで、この会社にお願いしたいと思わせるのは、最終的には「ひと」の力にほかなりません。

八尾トーヨー住器様は、そんな社員力をずっと大事にしてきた会社です。

そしてその価値を、今後さらに高めていきたいという想いから、社内向けのブランディングに取り組むことを決断したのです。

会社のブランディングを通じて、社員が一丸となり、社員一人一人の持つ「ひと」の価値をもっと発揮すれば、八尾トーヨー住器ブランドは、より多くの人に愛され、自社の価値を高めることができると感じてのことでした。

ブランディングプロジェクトは、ブランドコンセプトとストーリーを構築し、ブランドブックとして形にまとめることから始まりました。まず、経営陣のヒアリングを通して、企業のメインテーマとなるブランドコンセプトを、そしてそれを社内で伝えやすくするようなブランドストーリーを、一緒に作り上げました。

そうしてヒアリングを重ね、ついに八尾トーヨー住器様のブランドコンセプトは、

 

「Think It. ~できるを価値に~」

 

に決まりました。

コンセプトに続くストーリーも一部ですが、ご紹介します。

 

もっとやれることがある。

目の前にある、たくさんの可能性。

考え、行動することで、

「できる」を価値に、変えていく。

ブランド価値は社員から生まれる…まさに、全社員が自分の可能性に気づき、考えを巡らせながら、「できる」ことを、ひとつひとつ実行していくことに、ブランドの本質を見出すようなコンセプトになっています。

しかし、ここまででは、ただの言葉ができあがったに過ぎません。本題は、これを社員全員で担いでいくこと、未来へ繋げていくことにこそあるのです。

しかし、そこに到達するにはまだ課題があります。

ここまでプロジェクトに関わっていない社員にとって、このコンセプトやストーリーが、蚊帳の外に感じられている恐れがあったからです。

経営陣と内容を固めたブランドブックを社内に周知する際、社員を数人のグループに分けて、社長自ら各グループに直接お話をされました。どのような想いでブランドブックを作り上げたのか。ストーリーの細かな表現や、デザイン、キャラクターに込めたその想いや、この会社の描くビジョンを共有するために。

上記キャラクターの名前は「ieca(いえか)」

「イカ」のようなシルエットと「家(いえ)」から、社内でネーミングをしてくださいました。

名前をつけると、一層愛着が湧きますね。

 

そして、その「伝える作業」を、社員一人一人に向けてしっかりと行うことによって、このブランディングプロジェクトが、社員全員にとって、「自分ごと」として浸透していくことになるのです。

ブランディングに取り組むのは一時的ではいけません。そして、社員にとってそれが、日々取り組む業務とは「別もの」であってもダメ。ブランディングの成功とは、ブランドイメージやビジョンが、その会社の事業、社員全員の通常業務に落とし込まれていることだからです。それには、社内の「伝える作業」が必要不可欠。ストーリーが、それを円滑にする材料というわけです。

会社の核となる一番重要なところを他社にすべて任せていては、その会社(社員)は育っていきません。イマジナは、それを永続的に自社内の人材で担っていくための、「無形資産の棚卸」をするにすぎません。

一人一人の社員と向き合うことは、言うのは簡単でも実践するとなると、とても時間がかかることです。ただでさえ、経営者・社員ともに目の前の業務に追われる日々を過ごしているなか、その上さらに自分の時間を使うことは、一見すると非効率的に思えるかもしれません。なかには、そうしたことを避けるために、社内のマネジメントをコンサル企業などに一任しているところもあるのではないでしょうか。しかし、ここを自社でやっていく、そしてその作業を、若手や中堅社員に、「自ら進んでやりたい!手間はかかるけど、自分がやることに意味があることだ」と思わせることが、インナーブランディング(社内向けブランディング)の本質なのです。

八尾トーヨー住器にいらっしゃる皆様は、経営陣の皆様はじめ、とても明るく、気さくな方たちばかりで、ブランディングプロジェクトを進めるうえで、とても楽しんで一緒に取り組める方々でした。

そして何より、このプロジェクトにかける想いが強く、経営陣の方々自らが、他の社員さんへのコミュニケーションをとられており、積極的に社内に「伝える作業」をなさっていました。

そんな方たちだったからこそ、地道な作業の一つ一つが実り、素晴らしい成果が見え始めてきました。

こうしたことに経営陣が意欲的で、自社の社員を大事にする会社は、間違いなくブランディングで成果を上げる傾向にあります。

そして今、ブランドブックで作り上げたブランドを、自社の事業と一体化させるビジネスモデルの提案に、新たにアンバサダー社員たちが取り組み始めました。

八尾トーヨー住器様のさらなる飛躍に、私たちも、期待が一層膨らんでいます。

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