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カギとなるのは外より内。まずは中を固めることからはじめよう

2020/11/02(最終更新日:2021/12/20)

#インナーブランディング

ブランディング

ブランディングの重要性について認識し、取り組んでいる経営者は日本にどれほどいるのだろうか。
ブランディングを行う中で、“インナーブランディング”に力を入れている企業はどれほどあるのだろうか。

気づかれぬインナーブランディングの重要性

弊社開催のブランディングセミナーに参加した方のアンケートを元にブランディングの取り組み状況について見ていきたい。
このアンケートは今年に入ってから開催されたセミナーのアンケート、つまり新型コロナウイルスの流行後に開催されたセミナーのアンケート結果である。

 

「ブランディングに取り組んでいる」または「近い将来取り組む予定である」とブランディングに対し取り組みの姿勢を見せている企業は43.4%と半数に近い結果となった。
しかし参加者の中には、

・ブランドは社員から作られるという点に関して理解できていなかったが、納得することができた
・消費者やクライアントに付加価値を提供できればよいと思っていたが、インナーにも目を向ける必要があると感じた

といった、対外的な発信にばかり目を向けていた方も一定数おり、インナーブランディングの重要性についてまでは認識できていない現状があるようだ。
ブランディングに関心を持ち意欲的に行動する方々でさえ、インナーブランディングの重要性を認識している人は少ない。
ブランディングの取り組みの第一歩として、インナーブランディングに注力すべき理由について考えていただきたい。

ファン第一号は社員から

ブランドはファンから生まれる。

 

ここで指す「ファン」とは消費者やクライアントだけに限られる言葉ではなく、自社に関わる全ての人々を指す言葉である。自社に関わる全ての人々に同時にアプローチをかけていくのは非効率であり、最も身近な存在からアプローチをかけることがベストである。
では最も身近なファンは誰なのか。それは「社員」である。

 

自社の想いに共感し、それを社外へ向けて体現していく一番の存在は社員に他ならない。
スーパーで働くパート主婦が自社の店舗でお惣菜を買わないスーパーと社員含め多くのスタッフがこぞって買って帰るスーパーでは、どちらに安心感や信頼感を抱くだろうか?
多くの方が後者を選択することだろう。
日常の何気ない一コマにおける社員のささやかな言動・行動からブランドは構築されていくのだ。

笑顔を作り出すのはキャストから。ディズニーリゾートの例

東京ディズニーリゾートも社内のファンづくりに成功している企業といえる。
東京ディズニーリゾートでは、「The Four Keys~4つの鍵~」という明確な行動規準を元に末端のキャストにまできちんと自社の「想い」を定着させている。
キャスト全員に統一させる行動規準に加え、「想い」に対する共通認識があるからこそ「ブランド」を体現することができているのだ。
自分自身が「想い」に共感し自社の一番のファンであるキャストが「想い」を体現する姿は、強い説得力をもちゲストへと広がっていき、充実感と満足感を与えることになる。

 

想い×ストーリー性

「想い」とは会社の方向性の道標となるものであり、それを誰もが簡単に理解し、伝えていけるよう翻訳していく過程で必要となるものが「ストーリー性」である。
誰もが子供の頃に聞いた馴染み深い昔話は、手元に本がなくても内容を話すことができるだろう。そこには覚えやすい「ストーリー性」があるからだ。
私たちはシンデレラや桃太郎の話を一度聞いただけで覚えているし、何よりもそこから学びや教訓を得ることもある。
ストーリーにすることで人間は一番大切な内容をイメージしながらいつまでも覚えることが可能となるのだ。
だからこそ企業においても、企業の『想い』を『ストーリー』として捉え、より多くの人に伝えてもらえるような工夫が必要となる。

まとめ

社員が自社に誇りを持ち、イキイキと働く姿は結果として総合的なブランディングの成果へとつながることになる。
しかし企業の「想い」を浸透させ共感してもらうには膨大な時間を要するだけでなく、様々な取り組みが必要となる。
自社の「想い」を体現化する、社内のファンづくりから始めていただきたい。

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