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リーダーの思考を覗く5分間「最短距離の理念浸透」

2025/04/08(最終更新日:2025/04/08)

#理念浸透

株式会社イマジナ 代表取締役社長の関野です。

 

「リーダー」。

言葉の定義としては「指導者」「統率者」「先導者」。

本メルマガでは、現役の会社経営者であり、同時に企業の課題解決に向けた伴走者として今まで2850社を超える企業の内情を見てきた私自身が今、全国のリーダーにお伝えしたいことを語らせていただきたいと思う。

今日は、「企業理念の存在意義」というテーマでお話ししよう。

理念とは、何のためにあるのか

皆さんの会社に、理念はあるだろうか。

恐らくほとんどの方が「はい」とお答えになるはずだ。

では、その理念は、何のために存在しているのだろうか?

会社の中で、どのように活用され、どのように体現されているだろうか。

 

「理念がない」という会社はなかなかない。

しかし、定めた理念が単なる標語として掲げられるだけで終わってしまっている会社は、少なくないように思う。

 

理念とは、その企業の価値観や考え方の土台を形づくり、社員一人ひとりが日常的に行動や判断の軸とするべきもの。

理想は全員がその重要性を理解し、事あるごとに理念に立ち返って自身の行いを見つめ直すことだろう。

だが、現実問題、それはなかなか難しい。経営層がいくら理念の大切さを説いても、思うように社員に伝わらずに悩んでいる企業は多い。

どうすれば、社員の行動や考え方と「理念」が結びつくのだろうか。

 

一つの鍵となるのが、評価制度への落とし込みである。

理念を明確かつ具体的な行動指針として紐解き、「理念を体現する行動」の実例をイメージさせ、さらにはそうした行動をきちんと評価するような人事評価制度を構築するのだ。

理念を体現することが評価対象となれば、社員も「理念を重んじることのメリット」と「その会社で自身に求められていること」を理解し、自分ごととして捉えられるようになる。

 

評価制度とは、会社からのメッセージ。

逆に言えば、理念と評価が連動していない場合、会社が「理念は掲げているけれど、評価とは関係ないからそれほど気にしなくていい」と言っているようなものなのである。

 

大事なのは、いかに社員とWin-Winの関係をつくるか。

 

社員が会社の想いを反映させて実行に移せるような環境づくりに向き合った会社だけが、社員を巻き込んで成長していくのである。

この話の続きはぜひとも、私のセミナーにてお伝えさせていただきたい。

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