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企業によるSDGsの取り組み方|取り組む場合の注意点も

2022/08/06(最終更新日:2022/08/17)

#社会貢献

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企業によるSDGsの取り組み方|取り組む場合の注意点も

企業によるSDGsへの取り組みが注目されていますが、SDGsに取り組むメリットや具体的な取り組み方が分からない企業が多いのではないでしょうか。

企業がSDGsに取り組むと、新たなビジネスチャンスやブランドイメージの向上に役立ちます。また事業としてSDGsに取り組むことも重要です。

この記事では、企業のSDGs担当者に向けて、企業がSDGsに取り組むメリットや取り組み方、取り組む場合の注意点を詳しく紹介します。

SDGsとは?

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。2016年から2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として、2015年9月の国連サミットで採択されました。持続可能な世界とは、人間が自然と共存した世界であり、地球環境の保全と利用、消費と再生のバランスが保たれている必要があります。

SDGsは、地球上の「誰一人取り残さない」ということを理念に、開発途上国だけでなく先進国が取り組むべき目標です。17のゴールとそれらを達成するための169のターゲットから構成されています。日本政府は、SDGs推進本部を設置してSDGs目標達成に向け取り組んでいます。

出典:外務省「SDGsとは?」

企業がSDGsに取り組むメリット

近年、SDGsに関する活動は、上場企業だけでなく中小企業にも広がっており、注目されています。企業がSDGsに取り組むメリットは以下の4つです。

  • ステークホルダーからの評価が高くなる
    SDGsに取り組むと、社会・経済・環境課題解決に取り組んでいる企業と認められるため、企業評価が高くなるでしょう。また、共感してくれる取引先企業や組織との連携につながります。さらに、ステークホルダーから評価され、企業価値向上にもつながるでしょう。
  • 新たなビジネスチャンスにつながる
    SDGs活動が新規事業創出のきっかけとなる可能性があります。例えば、SDGsに関する製品やサービスの開発に取り組むことで、新たなビジネスチャンスを生み出せるでしょう。SDGsに関する新事業が評価されれば、他社との連携・資金調達・人材確保などに有益な影響を与え企業価値が高まることも期待できます。
  • 社員のモチベーションアップにつながる
    SDGsへの取り組みに対する満足感や達成感により、社員のモチベーション向上が期待できます。また、優秀な新卒者や意識の高い転職希望者は、企業を選ぶ際に、社会貢献を重視する傾向があるため、優秀な社員の確保にもつながるでしょう。
  • 企業のブランドイメージを向上できる
    SDGsへの取り組みは、社会に対する責任を果たそうとしている企業として他企業や投資家、消費者から高く評価されるため、企業のブランドイメージ向上につながります。ブランドイメージが向上すると、自社の商品やサービスを選択してくれる人が増え、利益アップをもたらす可能性があります。

企業にとってはブランドイメージが重要です。ブランドイメージを形成するブランディングについては、無料のセミナーでも学ぶことができます。

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企業によるSDGsの取り組み方

企業がSDGsに関する活動に取り組む場合、ボランティアとして無計画に行うのではなく、事業との関連性を意識し、将来への投資となるような施策を実施することが重要です。

収益や本業へのポジティブな影響を目指す場合は、以下の5つの段階を経て活動を進める必要があります。この段階を無視してSDGs導入を進めると、適切な活動につながらない可能性があるので注意が必要です。

SDGsの理解

SDGsを推進するメンバーを決めます。メンバーを決めるときに重要なポイントは以下の2つです。

  • チームを編成する
  • 経営陣の参加

SDGsの推進は1人では難しいため、チームを作ります。また、経営者と対等に意見交換ができる役員をメンバーに入れると効果的です。

メンバー決定後は、チーム全員でSDGsに取り組むために必要となる知識を身につけます。表面的な知識の習得ではなくSDGsの本質を理解することが重要です。自分たちだけでSDGsの本質を理解するのが難しい場合は、SDGsコンサルタントや大学教授などの専門家を招いて、勉強会を開くこともおすすめします。

取り組むべき課題の設定

SDGsで定められている17のゴールと自社事業を考慮して、取り組むべき優先課題を決めましょう。自社事業によっては、17のゴールすべてに貢献できるわけではありません。自社の強みを生かし貢献しやすいゴールを選ぶことが重要です。

SDGsの課題設定の例は次の通りです。

  • 食品関係の会社:「飢餓をゼロに」(2番目)
  • 教育関係の会社:「質の高い教育をみんなに」(4番目)
  • 建築関係の会社:「住み続けられるまちづくりを」(11番目)

事業内容に加え、企業理念やビジョンも踏まえて、注力すべき課題、優先すべき課題を決めましょう。

目標・計画の設定

取り組むべき課題を決めたら、目標と目標の達成度を測定する評価指標を設定しましょう。目標設定は、無理のない範囲で具体的に設定することがポイントです。

目標と計画を設定したら、社内および社外に公表することをおすすめします。公表することで社員のモチベーションアップにつながるほか、ステークホルダーから評価を受けやすくなります。

経営への統合

目標と計画を設定したらSDGsに取り組むために、全部署に具体的な施策を落とし込み経営に統合させます。すべての社員に取り組むべき理由や価値の認知度を高めてもらうことが大切です。詳細な内容の決定は各専門部署に任せることで、主体的な取り組みを促せるでしょう。

定期的に進捗状況の報告を受け、目標や計画の見直しが必要なら、軌道修正をしなければなりません。

報告とコミュニケーション

進捗状況を確認したら、SDGs活動を積極的に外部に発信しましょう。報告は、企業のホームページやSNS、動画などで行うと効果的です。報告内容はシンプルで分かりやすいようにまとめましょう。

SDGsに関する発信をすることで、企業イメージが高まるとともに、外部からの評価や意見などが得られるため、目標達成への意欲が高まります。

企業がSDGsに取り組む場合の注意点4つ

企業がSDGsに関する活動に取り組む際の注意点は以下の4つです。

●事業として持続可能性を考慮する

ボランティアではなく、事業自体の社会貢献性を追求する必要があります。SDGsは事業活動の中で取り組むべきであり、事業と切り離して行うものではありません。事業活動を行う立場から持続可能性を考慮し、事業を通して社会貢献を目指す姿勢が重要です。

●無理のない範囲で取り組む

最初から高い目標を設定してしまうと、負担が大きくなり、継続できなくなってしまう可能性があります。本業に支障がでるような目標は立てずに、無理のない範囲でSDGsに取り組むようにしましょう。

●トップ層が積極的に関与する

SDGsを失敗させないためには、会社全員の協力が必要です。担当者だけに任せていると、負担が大きくなり途中で挫折してしまう、表面的なものに限定され中身がないものになってしまうなどのリスクがあります。また、経営者・経営陣のトップ層が積極的に関与し、リーダーシップをとって従業員全員の協力体制を構築することも大切です。

●SDGsウォッシュに注意する

SDGsウォッシュとは、SDGsに取り組んでいるようにみせながら、実態が伴っていない状態や企業を意味します。SDGsウォッシュとみなされる行為は以下の5つに分類されます。

  • 社会課題の認識不足
  • 社会課題の取り組み不足
  • 情報開示不足
  • 別の社会課題を引き起こしている
  • 別の取り組みで取り組んでいる社会課題を引き起こしている

上記5つに該当していないか確認してから、SDGsの情報を発信するようにしましょう。

SDGsに取り組む際は、事業がどのように社会貢献できるか改めて考え直した上、経営層を含む全社員で、本業に支障がでないよう注意しながら取り組むことが大切です。また、SDGs活動について外部にアピールする際は、見せかけだけの内容にならないよう注意しましょう。

まとめ

SDGsとは、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。企業がSDGsに取り組む際は、事業を通してどのような社会貢献が可能か考慮した上で活動することが大切です。

SDGs活動に取り組むことは、企業のブランド力の向上にもつながります。ブランディングについてより深い知識を得たい方は、ブランディングセミナーを受講することがおすすめです。ブランディングに加え、社員のモチベーションアップ、企業広告などについて無料で学べるため、ぜひお気軽にお申込みください。

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