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文化の再評価 ~ 身近にあることの価値を創る必要性

2015/12/21(最終更新日:2020/09/30)

最近の映画で『リトルプリンス 星の王子さまと私』(以下『星の王子さま』と表す)という映画がある。その映画では、日本の伝統産業である和紙が使われている部分が存在する。そこに興味を持ったので今回は世界的に注目を集めている日本文化に注目してみたい。

日本文化への注目度アップ

『星の王子さま』の映画では、原作の雰囲気を表現するためにその映像に和紙が使われている。色のグラデーションを表現する等の細かい演出をするのに和紙が非常に役に立ったというのだ。

 

少し前だと日本食がユネスコの世界無形遺産に登録されたことも記憶に新しい。四季の文化を活かした日本独自の食文化が世界的に認められたことを表している。最近ではこんにゃくが海外で(特にアメリカ)大きな人気を得ているのが、雑誌やニュースでも取り上げられていた。

 

その他にも日本独自のものが海外で大きな人気を博しているのは、疑いようがない。日本の歌・アニメ/マンガ・着物‥等多くのものが世界中に発信されて、かつ高い評価を受けている。海外の人からみると興味深くかっこいい文化として「クールジャパン」と言われているのを耳にすることも多くあるだろう。

意外と日本のものは世界的に注目される?

上記あげた例はあくまで一例であり、これ以外にも海外で注目されている日本の文化があるのかもしれない。注目すべきところは、日本人が当たり前だと思っているものや日本ではあまり需要・認知が少なくなって来ているものが、海外に注目されているところではないだろうか?

 

たとえば和紙は戦後の高度経済成長期に和紙生産地で人口減少(都市部への人口流出)が起こり、後継者不足や和紙の国内での需要が減少してきたことも重なり日本での安定した生産・供給が難しくなってきている。もちろん和紙は文化財修復のために使われることもあり国内でも一定の需要はあるが、やはり和紙が日常的に身の回りにあることは少ない。

 

だが、日本で認知度が低くなったり、需要が少なくなってきても、海外で大きな注目を集めることができる。海外で意外な人気を博するものも十二分にある。

価値のブランディング

海外で大きな人気・需要が集められるのは、その文化やモノの特徴が評価され、人々のココロを惹きつける付加価値として、ブランディングされることによって大きな評価を得ることになったのではないだろうか。その特徴を深く理解することに始まり、特徴の理解→どのように活用できるのかの考察→その評価点の確立などを経て、価値のブランディングを行っていくことが海外で人気を得て、ひいては日本での再評価につながるポイントである。

 

そのブランディングにおける発信方法やターゲットなども十分に考えて行わなければならないが、まずは目の前にある“もの”を正当に評価していき、それを真に活用しうるための方法を考え、それに込められた『想い』や本来の価値を際立たせていくことが更なる人気拡大や意外な注目を集めていくことの第一歩になる。

 

今ひとたび身の回りにあるものの特徴や日本の文化というものを改めて考え直してみるのもいいのではないだろうか。

 

 

 

編集長プロフィール
武正泰史(たけまさやすふみ) 法政大学人間環境学部二年生
2015年1月からイマジナにインターンとして活動中。主に資料作成等を担当している。編集長同様、アジア最貧国の一つである東ティモールの支援を行う学生NGO HaLuzで活動を行っており教育支援事業や交流事業などを行っている。

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