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Hot HR vol.52-変化に耐えうる自律型社員をつくる

2013.12.18

#Hot HRメールマガジン バックナンバー

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5分で分かる最新人事トレンド
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新年明けましておめでとうございます。
今回は2010年第1回目の配信となります。

 

人事と人事を取り巻く環境、今年はいったいどうなるのでしょうか。

 

◆◆2009年、1番の人事ニュース◆◆

 

昨年末、厚生労働省が発表した「賃金引上げ等の実態に関する調査結果」から
明らかになったのは、2009年度に従業員の賃金を一時的にカットしたり、
諸手当を削ったりした企業は全体の30%にも及ぶということです。
これは前年よりも20ポイントも高い数値です。

 

また、
平均賃金を引き下げた企業は、 12%(過去最高)
管理職を対象に定期昇給を実施した企業は、47%(4年ぶりの50%割れ)
一般職を対象に定期昇給を実施した企業は、57%(前年比9ポイント減)

 

言うまでもなく、ボーナスの平均支給額は1970年に調査を始めて以来、
最も大きな減少幅であったそうです。

 

かつて社員も仕事も増え続けた右肩上がりの高度経済成長の時代には、
働き続けることで安定した昇給がほぼ約束されていましたが、今現在の多くの
企業が置かれている厳しい経営環境下ではもうその約束を顕在化させるわけ
にもいかないというのが現状です。

 

では、この厳しい中で2010年、企業、そして社員はどのような変化が今、
求められているのでしょうか?

 

◆◆変化を受け入れ柔軟に対応する企業と社員◆◆

 

企業には今置かれている現状、環境の変化を受け入れ、過去の成功事例のみ
に固執せずに柔軟に対応していく姿勢が現在求められているのです。
その姿勢を活かした戦略を実践することで、厳しい経営環境を勝ち残れる強い
企業に成長するはずです。
また、賃金・雇用の流動性を認識して、何もかも会社の指示ありきにならない
キャリア形成を考える「自律型社員」になることが変化の激しい環境の中で
重要になってきています。

 

┏◇「社員」に求められること━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ~会社任せのキャリア形成ではなく、自ら考えて自律的に行動すること
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

┏◇「会社」に求められること━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ~競争力のある人材が集まり、社員が辞めない強い会社になること
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

◆◆自律型社員を生み出す人事の役割とは◆◆

 

今や人材の質が会社の競争力に大きな影響を与えています。
競争力のある人材の要素の一つとしてあげられるのが、
「自分のキャリアに対して自律したビジョンを持てているか」です。

 

かつての終身雇用制度下においては、入社後、会社が一人前に育ててくれる
という考えが強かったですが、なんでも会社頼みではなく、成長を支援してく
れる良きパートナーとして会社を捉える考え方が今必要とされているのです。

 

だからといって会社としても人事に対する明確なビジョンなしに、ただ研修を
たくさん行ってみたり、形ばかりの成果主義を導入してもうまくはいきません。

 

そこで、以下の2つについて人事部あるいは経営層で話し合うことから
始めてみてはいかがでしょうか。

 

┏【1】社員に求めること━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ – 各職務の責任や範囲は具体的にどういったものか。
┃ – どれくらいの期待値があるのか。(数値である必要はない)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

┏【2】社員に提示すること━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ – その会社でどのようなスキルや能力を身につけられるか。
┃ – どのようなキャリアを立ててどのように報酬に反映されるのか。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

もちろん、これらは会社全体としての企業理念や目標から落としこんで考えて
いることが大前提です。そして、会社が社員に求めること・社員に提示すること
を明確に社員に伝達することが重要です。そうすることで社員は成長のモノサシ
を獲得し、個人の目標も立てやすくなるため、自分の仕事に責任を持ち、より
一層会社へ大きく貢献してくれるはずです。
これが、「自律型社員」を生み出す第一歩となり、変化に強い会社作りの根幹を
成すことになると思います。

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