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Hot HR vol.15-M&A成功のポイント

2013.12.18

#Hot HRメールマガジン バックナンバー

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5分で分かる最新人事トレンド
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M&Aサービスを提供するレコフ社の調べによると、
日本が外国企業を買収する「IN-OUT」型のM&Aが増加しており、
件数は今年1-5月で149件となり、前年同時期に比べて10.4%増加していま
す。また買収額の合計は1兆9658億円となり、前年同時期に比べて約2.3倍
増加しています。

 

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◆戦略としてのM&A◆

 

M&Aは日本において1996年頃から急増し、現在その件数は約5倍になり、
日本企業にとってM&Aが一般的な経営手法になりました。
日本が好景気だった1980年代末にも、日本企業は頻繁に海外の企業を買収
していました。現在はその頃とはM&Aに対する考え方が変化し、グロー
バル競争力の向上や優秀な人材の獲得、事業の拡大や多角化など、より戦
略的手法として、攻めのスタイルで行われています。

 

◆M&Aの約70%が失敗◆

 

増加するM&Aですが、多額の資金を投じてM&Aを行っても、レコフ社に
よると3分の2が失敗に終わっているとのことです。
もともと異なる企業文化の中で働き、価値観が違う社員が1つにまとまる
のは難しいことです。特に外国企業を買収する場合は、企業文化が大幅に
異なることが原因でM&A後に問題が発生するケースが多くあります。

 

「会社が1つにまとまらない」、
「会社にとって重要なキーパーソンが辞めてしまう」、
「社員のモチベーションが低下する」…

 

といった失敗を防ぐためには、人事制度や人のマネジメントを整備するこ
とが重要です。

 

◆M&A人事デューデリジェンスの重要性◆

 

新会社をスムーズな成功に導くために最も重要なことは人的資源の融合で
す。欧米ではM&Aの際に会計だけでなく、必ず人事デューデリジェンス
を行い、M&A前後でどのような問題が起こり、その解決のためにどれく
らい期間を要するかなどの詳細なプランを立てた上でM&Aを行うことが
一般的です。組織再編における人事面での事前調査や事後サポートは非常
に重要です。
M&Aにおいて期待されるシナジー効果ですが、全ては人が作り出すもの
です。そのため人事制度を整備し、シナジー効果を最大に発揮できる環境
を作り出すことが大切です。
例えば、M&Aを行う際に必ず生じる社員の不安を払拭するために、

 

「M&A後に経営方針はどう変わるか」、
「給料・待遇はどうかわるか」、

 

事前に社員に伝えるなど、今後の方針をコミュニケーションすることは必
要不可欠ですです。

 

◆M&A成功のポイントは新会社の企業文化構築◆

 

当社でM&Aを成功させるため特に重視していることは、新会社の企業文
化を構築し、従業員一人ひとりにミッションを浸透させることです。
そのことを初期段階から行うことで、M&A後に起こり得る失敗要因を防
ぎ、M&A後に従業員が一丸となることで、シナジー効果を最大にするこ
とができます。

 

そのためには、M&A前のステップとして下記のポイントが重要です。

 

① M&A前に両社の経営者の意識を統一し、新会社の方向性を固める。
② 経営者は新会社のポリシーやミッションなど、メッセージを従業員に
伝ていき、従業員一人ひとりまで浸透させる。
③ 両社の従業員の交流の場を設け、両社間にチームワークの育成する。

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