”信頼関係”という土台。
それは、褒め言葉やポジティブな声かけによるプラスの効果すら、場合によってはマイナス方向に変えてしまうほど大きな影響力を持つ。
ある研究で、「ポジティブフィードバックの有無が、部下の責任感に与える影響」を調査した。
結果、上司・部下間で信頼関係を築けている場合、ポジティブフィードバックによって部下の責任感は増したのだが、
信頼関係が築けていない場合はなんと、ポジティブフィードバックによって逆に責任感が低下したのだ。
信頼関係がなければ、褒め言葉さえ逆効果になる
信頼関係があるかないかというベースによって、
明らかに望ましい、前向きな内容を伝えたとしても、それがきちんと伝わらず良い方向に作用しないという事態が起きてしまう。
マネジメントの手法よりも何よりも、まずは「いかに信頼関係を築くか」が鍵となるのだ。
では、業務で四六時中 一緒にいるわけではない部下と、どのようにすれば強い信頼関係をつくっていくことができるだろうか。
そうしたエッセンスを含め、どのように部下を把握し、適切な人材配置をしていくべきか、最新書籍『ザ・リーダーシップ・マネジメント』で詳しく解説している。