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「会社の言葉」と「あなたの言葉」部下はどっちを聞くか – 心理学者ダニエル・ゴールマンも推奨する伝え方の一工夫

2025/04/21(最終更新日:2025/04/21)

#人材育成・組織開発

会社の方針から、チームの目標、細かい仕事の指示まで、リーダーは日々多くの「伝えるべきこと」を抱えています。
同じ時間をかけて伝えるなら、できるだけ一発で行動してもらえるように伝えたい!
そうお考えの方も多いのではないでしょうか。

共感が、部下を“動かす”最大のスイッチになる

チームメンバーや部下を動かすのに、欠かせないのが「共感」です。
「たしかに、一理あるな」「それならやった方がいいな」
そんな心の声を引き出せば、組織のスピード感や生産性はぐっと高まります。

皆さんは、会社や部署の方針・目標をどのように部下へと伝えていますか?
「上でこういう方針が決定したらしい」
そんな伝え方、していませんか?

社内で発信されたメールの内容を、
「こういう情報が回ってきたから見ておいて」
と転送だけしていませんか?

それでは、共感は生まれません。

必要なのは、自分の言葉で伝えること。

もっと言えば「自分の感情をのせること」。

マネジメントにおいて感情の伝達が欠かせないということは、ダニエル・ゴールマンによる「感情的知性(EI)」の研究などでも明らかにされています。

「今回の会社の決定にはこんな背景や目的があって、これを達成することですごくチームが成長できると“自分も”思ってる!」
そんなちょっとした補足が、部下の共感を生み、一気に自分ごと化を加速させるのです。

誰もが、報告や情報共有においては「事実と意見を分けることが大事!」と口酸っぱく言われた経験があるかと思います。しかし実は、意見や感情はうまく扱えば大きな味方になるのです。

プラスで時間を多く割くことなく、相手の共感を生んで行動に移してもらえるのであれば、結果として生産性は大きく高まるといえるのではないでしょうか。明日1回だけでも、ぜひこの伝え方を実践してみていただきたい。“私は”そう強く思っています!

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