突然ですがここで華金クイズです!
今週1週間、あなたは以下の質問に答えるための材料を、どれほど入手できたでしょうか?試しに数えてみてください。
・あなたの部下は、どんな分野の業務であれば自発的に関心を持ちますか?
・あなたの部下にとって、ストレスとは「乗り越えるもの」ですか?それとも「回避すべきもの」ですか?
・あなたの部下は、失敗をどのように捉えますか?
・あなたの部下は、どんなとき、どんな理由で集中力が高まりますか?
・あなたの部下が最大限のパフォーマンスを発揮するのは、どんな状況ですか?
上記はすべて、「部下の目標設定を適切に行う上で知っておく必要があること」です。
アメリカの心理学者エドウィン・ロックが提唱する「良い目標」の定義とは、下記4つ。
1. 具体的にめざす期限や数値が決まっている
2. 現状の能力では達成が少し難しい
3. 自発的に興味を持ってコミットできる
4. 絶対に達成できないほどには、現状の能力と求められるレベルに乖離がない
どれも、考えるにあたっては相手のことをよく知らないと目標設定の精度が下がってしまいます。
しかし、仕事の中で部下を細かく把握するのはとても難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、部下の把握にはコツやメソッドがきちんと存在します。
そして、世界的な企業のマネージャーは例外なくそれを学んで身につけています。
上司が適切に部下の能力や価値観を把握し、適切な目標設定と管理を行い、適切に達成のサイクルを回して成長してもらうことが企業の成長にも直結するからです。
マネジメントに、特別な才能は必要ありません。
ただ、ちゃんと部下を見てコミュニケーションをとる「やり方」を知っていさえすれば、明日と言わず今日からでも、変化を起こすための1歩を踏み出すことができるのです。