82%の企業が、マネジメント資質を備えた人材を マネージャーに登用できていない
株式会社イマジナ 代表の関野です。
皆さんの考える「優秀なマネージャー」の定義とは何だろうか。
米国のギャラップ社は、2700万人、250万を超える事業部門を対象に調査を行い、「部門ごとのエンゲージメントスコアの7割はマネージャーの良し悪しで決まる」という結果を導き出している。
そこで述べられている定義によると「優秀なマネージャー」とは、
・チーム全員の意欲を引き出し、説得力あるビジョンを示して行動を喚起する
・成果をみずから積極的に引き寄せ、逆境も克服する
・部下と率直に対話し、透明性と信頼度の高い関係性を築く
など、クリアするべき条件がいくつか存在する。こうした資質を備えた優秀なマネージャーは、一般の平均的なマネージャーより約48%多くの利益をもたらす、というデータもあるほどだ。
意外なことに、上記のような優秀なマネージャーの資質を備えた人材は非常に稀有かと思いきや、10人に1人の割合で存在するのだ。
ではなぜ、世の中にはこんなにもマネジメントの課題があふれているのだろうか。
その答えは、マネージャーの「選び方」にある。
社員をマネージャーに昇格させる際、「このような資質を備え、こういう行動ができるから」ではなく「何となくふさわしいように見えるから」という理由で抜擢してしまう会社は少なくない。調査によると、82%の企業が優れたマネジメント人材の資質を見抜けず、マネージャーとして登用できていないと言う。
どうしたら、資質のある人材を見極め、適切に登用できるのか。
また、どうしたら個々人のマネジメントの資質を伸ばし、マネージャーとしてふさわしい人材に育て上げることができるのか。
弊社のセミナーでは、こうした「マネージャー」「管理職」の育成にスポットを当てる。
ご興味を持っていただいた方はぜひ、足を運んでいただきたい。