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平成の歌姫に学ぶ、静と動のブランディング

2019.11.01

#イマジナ・ブランディングニュース

安室奈美恵さんが引退して、1年が経った。

 

もう彼女を見れないのがピンと来ないくらい、その存在は色あせていないように思う。
安室さんの活動は、2000年代後半よりテレビへの出演よりもコンサートにシフトしていった。

 

コンサートは、MCが一切ないことで有名だった。MCがないコンサートをするアーティストは珍しい。
多くの芸能人がブログやSNSでプライベートを発信する中、彼女は一切それをしなかった。

 

プライベートの彼女が何を考え、どんな生活をしているのか人々は知る由もなく、全てが謎に包まれていた。
かつてSAMとの間に授かった子どもを育てているはずなのに、昨今のママタレとは違い、
泣く子をあやしたり、公園で子どもを追いかけ回す姿は想像できない。
離婚後、熱愛報道が出たこともあったが、彼女がその件にコメントを出すこともなかった。

 

理由はどうあれ、MCのないコンサートは安室さんのステージへのストイックさを際立たせる特徴となり、
メディアで音楽以外の部分を発信しないことで、そのカリスマ性は突出したものとなる。
年齢を感じさせないスタイルと、パフォーマンスを維持したまま引退の日を迎え、彼女は忽然と姿を消した。

対して、同じ時代に一世を風靡した歌手の浜崎あゆみさんは、インスタグラムで日々の姿を発信し、
短いスパンでの結婚離婚を繰り返してSNSで想いを語り、自身の恋愛経験を書いた暴露本を出版した。

 

その行動が「話題作り」だと炎上してしまうことも多く、
最近ではアーティストとしての側面よりも、その他の話題に注目が集まることが多い。

 

スターは偶像であるべきとは言わないが、観る側が夢を抱き、
見えない部分に想像を馳せる余地を残すことで、より輝きが増すこともあるように思う。

 

アーティストに限らない。
会社も、商品も同じく。
インターネットが普及し、さまざまな情報ががあふれるいまの時代。
不適切な情報が発信されることで、商品価値を下げる可能性も多々ある。

 

ブランディングを成功させるためには、情報の取捨選択が必要不可欠だ。
ブランディングとは、相手が自ら良い想像をし、期待を膨らませるように誘導することでもある。
夢を持たせる余白を残すこと。
人々の期待や思惑も、商品価値を高め、企業を成長に導いてくれる大切なスパイスなのである。

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