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Hot HR vol.28 – 目標設定がこの1年を変える!

2013/12/18(最終更新日:2021/11/12)

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5分で分かる最新人事トレンド
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◆一歩先を見据えた人事制度改革が必要◆

 

最近若年層を中心に、企業選択の優先順位に個人の能力や技術、興味を活
かせるなど、職務内容で就職先を選ぶ傾向が増えいます。つまり、「会社
を選ぶ」という意識から「職務を選ぶ」と意識に変化してきています。
そのため、
「入社してみたら入社前に期待していた職務と違った」
「会社側からの一方的な他部署への人事異動を命じられた」
などは若年層の離職の原因ともなります。
今後はより、「職務ベース」での人事制度を構築する必要が高まります。
厳しい時代の中、少数精鋭で戦わないければなりません。人選のためにも
「職務」を明確にする必要があります。

 

「最近の若者は何を考えているか分からない」
「社員にやる気が感じられない」
という声を経営者の方からよく耳にします。
しかし、これらの事柄については社員側に一方的に原因があるのではあり
ません。過去のやり方だけに固執せず、会社側も、10年後、20年後を見据
えて、現在の人事制度を見直す必要があります。大切なことは会社ごとに
企業の理念や戦略に基づく最適な人事制度を構築することです。

 

多様化する労働力を活かすためには、
「人事制度・報酬制度を明確にすること」
「個人の役割・権限を明確にすること」
「企業理念を明確にして、社員を束ねる礎とすること」
が欠かせません。
そして形だけの人事制度はなくし、一つひとつの制度が意味のあるものに
することが重要です。

 

◆目標設定がこの1年を変える◆

 

先に「形だけの人事制度」と述べましたが、目標管理制度はその典型的な
例としてあげることができます。目標管理制度を採用している会社は多い
ですが、実際にそれが機能している会社は少ないのが現状です。

 

目標設定は、社員と会社のコミュニケーションツールとして役割を成す重
要ものです。上司と部下がともに納得し共有できる目標を設定し、
社員が目標達成に向けて意欲が沸くような目標を設定しましょう。

 

目標設定には様々な方法がありますが、当社はどのポジションにも設定可
能な「SMARTゴール」方法を勧めています。
目標設定の仕方を変えるだけで仕事の進め方が変わり、会社の雰囲気が変
わります。上司による一方的な目標設定ではなく、
上司による「こうなってほしい」という期待と社員の「こうなりたい」と
いう意志とが、目標設定をきっかけに一致するような目標管理制度を構築
することが重要です。

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