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Hot HR vol.26-企業と中間管理職の関係性

2013.12.18

#Hot HRメールマガジン バックナンバー

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5分で分かる最新人事トレンド
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今年9月、アクセンチュア(経営コンサルティング会社)が米国の企業の
中間管理職322名を対象に『仕事の満足度とフラストレーション』に関す
る調査を行ったところ、「会社に満足しているか」という質問に対して、
「とても満足している」と答えた人の割合が47%、「少し満足している」
は41%、「満足していない」は12%という結果が出ました。
「満足していない」と答えた管理職はどんな点に不満があるのでしょうか?

 

◆日米共通の中間管理職の悩み◆

 

「中間管理職のフラストレーション」としては以下が挙げられています。

 

- 増加する仕事量(特に従業員500名以上の組織において多い)
- 仕事に対する称賛がない
- 仕事の生産性を向上させるためのサポートが少ない
- 上司からのサポートがない
- ワークライフバランスが実現できない
- 業務時間を越えて働くことが当然のこととして捉えられている
- 会議で多くの時間を割く

 

この結果を見ると、米国も日本も中間管理職の悩みはほぼ共通しているの
ではないでしょうか?

 

近年、日本企業においては、管理職になりたがらない社員が多く存在して
います。それは「管理職に就くと責任や仕事量が増加するが、それに見合
う報酬などのメリットが少ない」と考える人々が多いことが原因です。
しかし、会社組織は社長と管理職で決まるといっても過言ではありません。
企業側は管理職を育成し、サポートすることに注力する必要があります。

 

企業は管理職と積極的に関わり、「管理職がどのような悩みを抱えている
のか」、「それを解決するためにどのようなサポートができるのか」など
を把握し、「管理職としてどのようなスキルを身につけてもらいたいのか」
ということを伝えることが重要です。

 

◆組織診断の重要性◆

 

日本企業においてはプレーイングマネージャーが多いのが現状ですが、本
来、管理職としての一番重要な役割は「部下のモチベーションと生産性を
上げ、組織目標を達成させること」です。しかし、現実には多くの管理職
が「部下が思い通りに動いてくれない」と悩んでいます。
社員のモチベーション低下に関しては、「何が本当の原因となっているの
か」という根本的な問題を特定するために組織診断を行うことが重要です。

 

私たちイマジナでは、人間の健康診断と同じように、組織診断は年に一度
実施することをお勧めしています。それは、現代のような変化の激しい時
代においては、定期的に組織診断を実施し、組織の現状を把握することに
よって、より柔軟に変化に対応できる組織作りが可能となるからです。

 

組織診断や従業員満足度調査は、社内の人事部が実施すると、社員の本音
が明らかになりにくいという事実があります。それは社員が自身の発言に
より、人事評価に影響が出ることを恐れるためです。よって組織診断は
第三者機関により、実施することをお勧めします。
またWEBや紙ベースによるアンケートだけでなく、第三者機関の人間が、
直接社員と話をして、本音を聞き出すことが重要な役割を果たします。

 

◆効果的な組織診断◆

 

組織診断を実施することにより、社員は「企業側が自分たちの意見を聞い
てくれる」という実感を持つようになり、より良い組織作りに貢献するよ
うになります。
組織診断や従業員満足度調査は人事制度/風土改革の第一歩であり、最も
肝心なことは、それらの調査結果から得られた改善策を実行することです。
社員は組織診断を行った後に、会社により何の施策もとられないと、組織
診断自体の意味を疑うようになります。
そのため組織診断を実施した後に、診断結果と今後の施策を社員に公開し、
改善策を実行することが大切です。

 

風通しの良い組織、そして何よりも社員が働きやすい環境を整備する
ことが、強い組織作りの秘訣です。まずは組織診断で自社の“健康度”
を測ってみてはいかがでしょうか?

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