メルマガ人気No.2:感謝は“情緒”ではなく戦略である
2025/12/13(最終更新日:2025/12/26)

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わずか12日で起きた変化
国内の複数研究機関による共同実験では、社会人100名を対象にオンラインで「感謝日記」を書くワークが行われました。
日記といっても難しいものではありません。
- 一方のグループは「今日、感謝したこと」を書く
- もう一方は「今日あった出来事」を事実として書く
これを12日間続けただけです。
驚くべきは、たったこれだけで明確な差が生まれたことです。
感謝日記をつけたグループだけが、仕事へのエンゲージメント ーー特に“没頭力”が有意に高まったのです。
一方、出来事のみを記録したグループには同様の変化はありませんでした。
つまり、“感謝という視点を持てるかどうか”が、仕事への向き合い方に大きな違いを生んでいると言えます。
感謝が視野を広げる心理学的メカニズム
ポジティブ心理学や行動科学では、昔から「感謝は認知の焦点を変える」と言われています。
目の前の自分の損得だけを考えるのではなく、自分を支えている“周囲”に目が向くようになる。
実際、海外の組織心理学の分野でも、
- 感謝を定期的に言語化する人はストレス耐性が高まりやすい
- チーム内の利他的行動(助け合い・協力)が増える
- 信頼関係が強化され、学習意欲や没頭感が上がる
といった報告が多数あります。
言い換えれば、
感謝は「視野の広がり」をもたらし、視野の広がりが「行動の質」を変えるのです。
なぜこれが組織にとって重要なのか
組織が停滞するとき、経営者やリーダーはつい制度改革や評価制度の見直しに目を向けがちです。
もちろんそれも重要ですが、実はもっと小さな“認知の変化”が組織文化を動かすことがあります。
感謝の習慣が根付くと、社員の中で次の変化が起こります。
- 自分中心だった視点が、チーム全体に広がる
- 信頼が育ち、コミュニケーションコストが下がる
- 没頭力が高まり、成果につながりやすくなる
これは“いい人になる”話でも、単純に“礼儀を正しましょう”という話でもありません。
むしろ、組織の潜在能力を最大化するための、きわめて戦略的なアプローチです。
感謝は、組織の“視野”を広げます。
視野が広がると、協力が自然と生まれ、チームの動き方が変わっていく。
イマジナは、組織の内側にあるこうした「認知の変化」こそが、理念浸透・ブランド力・組織力を支える本当の基盤になると考えています。
