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Hot HR vol.122 -組織診断の重要性

2013.12.18

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組織診断とは、組織の健康診断だと長年考えてやってきたが、最近は少し思い直している。
健康診断は、人の体の悪いところを見つけ出す。ただ、その人が優れているところを
見つけたという話はあまり聞かない。これは、健康な状態というゴールが定義されていて、
それに向かって減点方式で体の異常を探るのが健康診断だからである。組織診断は、むしろ
義務教育でやった体力テストのようなもので、組織の長所と短所を洗い出すことができる。
ゆえに、使い方を誤ると会社の風土が損なわれてしまうリスクもあるのだ。

 

■組織診断のフレーム
組織診断のメソッドは様々あるが、基本的には人、会社組織、制度の3つの視点から組織の
現状を把握し、長所と短所を明らかにするのが主流だ。下記に、分析の主な観点の例を示す。

 

(人)
・社員の人数は適正か
・保有するスキルは適正か
・社員の年齢の分布は適正か
・社員のモチベーション・職場満足度は十分か

 

(会社組織)
・直接部門、間接部門のバランスは適正か
・組織の階層が冗長的になっていないか
・一定のポジションに社員が滞留していないか
・ポジションは能動的に設定されているか

 

(制度)
・会社のポリシーは反映されているか
・実運用は制度の意図に沿ったものになっているか
・社員の制度に対する理解は十分か
・制度運用に必要なドキュメント・教育は提供されているか

 

組織診断は外部から見た会社の状態を評価することが重要であり、実施にあたっては外部の
コンサルティングファーム等に実施を委託されるほうがよい、弊社の組織診断は、社員から
生の情報を収集することで、書類からは読みとることができない組織の深いところまで分析する
ことを得意としている。他のコンサルティングファームでは、例えば、ビジネスプロセスや社員の
基礎スキル、人材フローなどから、組織の状態を見極めようとするところもあるようだ。

 

特定の領域に深い関心がある場合は、内容に応じた診断を受ければよいであろう。
外部から見た会社の全般的な健全性を見たいのであれば、特定の領域に限定せず、多角的な視点から
診断を下してくれるパッケージを選ぶのがよいだろう。

 

■決断ができるか
組織診断は、その後の経営や人事の方針に生かしてこそ意味がある。組織診断では、会社の長所も短所も
見えるため、その後のビジネスにどのように活かしていくかは会社によって様々であろう。会社にとって
大切なものを見極め、それを進化させていくこと自体がビジネスであり、マネジメントである。
診断結果を見て見ぬふりせず、しっかりと腰を据えて改善に取り組んでいただきたいと思う。

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